「みんな。観ようぜ！」第４７回「悪霊館」

悪霊館

原題： DARKNESS RISING
制作国：アメリカ
制作年：2017年
配給元：ブロードウェイ

監督　オースティン・レディング
主演　タラ・ホルト

カテゴリー　：　悪霊

～あらすじ～
　マディソンは、幼少期のトラウマに苦しみ続けていた。
　マディソンの母親がマディソンの妹を殺し、さらにマディソン自身も殺されかけたのだ。
　大人になったマディソンは、婚約者と従姉妹とともに、事件が起こった屋敷へ行くことになる。
　屋敷はもうすぐ取り壊されることになっていた。
　彼らはマディソンが過去の悪夢から解き放たれることを願うが、逆に悪霊の罠にかかってしまうのだった…。
Oricon データベースより引用

～　プチ情報館　～
　原題の「DARKNESS RISING」の読み方は(ダークネス・ライジング)ですね。
　darknessは暗闇・邪悪・曖昧などの名詞。
　risingは昇る・増大する・増水するなどの形容詞。
　総じて「膨れ上がる暗闇」と言った意味ですかね～(*´▽｀*)
　いやー、原題は勉強になりますね～( ..)φメモメモ
～　以上　～

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～感想～

　よくあり気なタイトル　＝＝　レンタルッ(*´▽｀*)

　幼少期に起こった事件でのトラウマ克服するために、25年ぶりに実家に帰ったら、ちゃんとお化けが待ってたストーリー(笑)

　序盤のエピソードで、今では大御所になったサム・ライミ(注１)監督の実弟であるテッド・ライミさんが久々に登場したのにはホントにビックリしたわ。
　当たり前だけど、年取ったなぁ。
　年とっても兄貴に顔似てるなぁ(*´▽｀*)

　良くも悪くも、中盤から何となくルチオフルチ(注２)感が満載の作品。
　犬とか目玉潰しとか異世界突入とか。
　全く期待してなかった分、似せようとした世界観には満足。

　なので序盤を乗り切れれば、なかなか面白かった(かも)と言えよう(*´▽｀*)

　それにしても、家に棲んでた悪霊が何がしたかったのかが、全く持ってよく分からん(笑)
　思い起こせばフルチ作品もこんなんばっかりだったなぁと懐かしい気持ちにさせてくれたのもまた一興。

　学生時代に「ビヨンド」「墓地裏の家」「地獄の門」の異世界三部作に憧れて、色々本を読み漁ったのは良い思い出。
　書籍の内容ほとんど覚えてないけどねっｗ
　でも、そこからラブクラフトに行き着いて、クトゥルフあたりに興味を持ったと思えば、僕の変な趣味のきっかけになった偉大な監督であることには変わりないですよ(*'ω'*)
　むふふ。
　懐かしす。懐かしす。

　序盤は盛り上がりに欠けて、全く面白くないものの、中盤以降にアクが出始めて、よく分からない盛り上がりを見せ始める(*´Д｀)ファッ
　ラストは煙に巻かれるが、後半は素敵なテイストだと思った(*´▽｀*)
　思ったより楽しめたぜ( ﾟДﾟ)

　結局５人殺せれば地獄の門的な物を開くことが出来るとして、屋敷に巣くう悪霊は主人公たちを殺そうと躍起になる。
　んで、悪霊の力に負けて、最後は主人公も5人目となり自害してしまう。
　地獄の門は開かれた？？？
　的な感じでエンド。

　フルチ的にな描写を意識してる感じがあって、必要に目ん玉潰したり、ワンちゃん使ったり、白目にしたり、煙幕使ったり……
　クライマックスに出てくる両目ナッシンお化けはぞっとしたゾ(笑)

　本編に全く絡まないけど、最初と最後にテッド・ライミで締めるっていうマニア受けするようなサービスカットもあり(笑)
　需要なさそうだけどもねっ( ;∀;)

　

僕ログ

フルチ感　　　　★★★★★
目ん玉固執感　　★★★★★
ワンちゃん度　　★★★☆☆
序盤度　　　　　☆☆☆☆☆

~注~

(１)米国映画監督。
　伝説の「死霊のはらわた」を監督し、「マニアックコップ」「ダークマン」「クイック&デッド」など佳作を作成。
　02年に「スパイダーマン」の監督として今やヒットメーカーとなった監督

(２)伊国映画監督。
「サンゲリア」「ビヨンド」「真昼の用心棒」など残酷描写を要する作品を得意とし、ホラー映画界の巨匠とされる偉人( ..)φメモメモ

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-映画

執筆者：Nicotyu

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